安心・安全への取り組み
産地直送
一般的な農産物の流通経路の弱点
一般的に収穫後、中間流通業者が引き取り、行き先ごとに荷物を分けられ、詰め替え・加工等を行い飲食店・小売店などの購買、必要とあれば業者に配送されるため、流通段階で鮮度が落ちてしまうこともあります。
産地直送の利点
産地直送の場合、中間流通業者を介さずに、弊社から直接消費者様に配送されるため、鮮度の良い生姜をお届け出来ることが利点として挙げられます。
生姜の栽培から生産・製造・出荷までの一貫体制で作り上げられた生姜。
この私たちが送り出す素晴らしい色と味はきっと皆様にご満足いただける商品だと確信しております。
品質管理
弊社は、「生姜の製造」において規制要求事項に適合する製品やサービスを一貫して提供できるような信頼を確保する為に品質マネジメントの国際標準化機構 「ISO9001:2000」の認証を2006年に取得し、「ISO9001:2015」認証の更新登録を行っております。 農業生産法人(株)サカタは「生姜の栽培」において「食の安全リスクの低減」「労働安全」「環境保全」「生態系の維持」の実践を通して「食の安全と持続可能な生産管理」に取り組み健康で持続的な社会実現に貢献する事を目指しGAP(適正農業規範)の世界標準である、グローバルGAP最新版の4版オプション1個別認証を取得しし、継続更新を行っております。ISO9001 認証取得、ISO9001:2015認証継続の登録
GLOBALCAP(グローバルキャップ)Ver4 オプション1個別認証取得
トレーサビリティ
植え付けの前年に生産計画を行います。 栽培開始より定期的に栽培管理担当者が栽培状況と栽培暦の確認に生産者を巡回します。 10月中旬より収穫された生姜には管理コードがパレット単位で貼付けされます。管理コードには生産者・圃場・品種・収穫日・コンテナ数などの情報が入っています。 14度で定温保管され、翌年より新物として出荷します。それまでにランダムなサンプリングにより残留農薬検査と栽培暦を確認して規格の適合性を検証します。 工場で使用する原料が洗浄され、納入されます。管理コードが原料ごとに工場へ伝達されます。製造する直前まで工場で温度管理が行われます。 マニュアルに従い、製品が製造されます。ウエイトチェッカー、金属探知機など加工食品と同様の 管理が行われます。トレーサビリティ及びポジティブリスト対応システム
圃場から最終製品まで1.生産計画
2.栽培管理
黄色防蛾灯を設置して害虫を減らし、農薬の削減に努めています。3.収穫
4.保管及び出荷準備
5.製造準備
6.製造
残留農薬検査
人の健康に害を及ぼすことの無いよう
厚生労働省は全ての農薬・飼料添加物・動物用医薬品について、残留基準を設定しています。
残留基準は、食品安全委員会が「人が摂取しても安全と評価した量の範囲」で食品ごとに設定されています。
もちろん生姜にも残留基準があり、弊社では毎年検査機関に依頼し、残留基準を超えていないことを確認しております。
残留農薬検査:(株)坂田信夫商店:残留農薬検査結果はこちらよりご確認ください。
病害虫対策
生姜は生育環境や外的要因によって病気に感染することがあり、その外的要因の一つとしてウイルス感染が挙げられます。 成長点培養とは、植物体にある成長点を切りだして無菌培養することをいいます。 約1年かけて、こうして作り出された苗はポットに下ろして順化させた後、圃場に植えられます。成長点培養
生姜は栄養生殖を繰り返すことから栄養繁殖性作物と言われ、生育の過程で一度ウイルスに感染すると代々ウイルスを持った植物体が増えていくことになり、結果として種の変異等がみられることがありす。
そのため、ウイルスが存在しない成長点を採取し無菌培養することで、ウイルスに感染していない健全な株が育成しています。
成長点培養をすると植物体自体が若返り現象をおこして生育旺盛になり、病害虫にも強くなると言われています。
当社保有生姜は、この特質を保ち安定的に提供する事ができます。成長点培養とは?
成長点とは、茎頂や根端の細胞分裂の旺盛な部分で、常に細胞分裂を繰り返し、新しい植物体を作り出している約0.1mmの小さな部位のことです。
その成長点ひとつの中にその植物体の全てが折りたたまれているのです。
そのため、成長点のみを取り出して生育させることによって、親と全く同じ形質を持った植物個体が出来上がります。
しかし、1年目の生姜はとても小さい為、更に1~2年圃場で生育させた後でようやく契約農家に種子生姜として配布されます。